つづき
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大仏殿の回廊内側に
土産物エリアがある
出口に向かうと
自然とその前を通る仕組みになってる
ふだんはわき目もふらずに
さっさかさー通るんだけど
ひとが少ないときには見てみる
これが、面白い
インバウンドねらいの珍妙なものも⚔
ちょっと気の利いた東大寺土産も🖌
お子様プレート並のにぎやかさ😀

もう少しハイソなお土産だったら
東大寺ミュージアムがある
東大寺総合文化センターのショップがいいかも
カフェでくつろぐこともできるしね😊
大仏殿を出たあと
少し戻って休憩👍

カフェやショップは5月31日まで休館
大仏殿と同じだね
ミュージアムは、7月22日まで休館
こっちは、展示替えも絡めて
しばらくお休み

大仏殿の回廊を出ると
左手に朱の鳥居が見える
その先は木立の中を行く道は
ところどころゆるやかな階段になってる

歩き始めてすぐ、
右手の木立が切れているところは、
昔あった東の七重塔の跡だ

数年前に発掘調査したとき
現地説明会に行った
それからも発掘調査がすすんで
何度か現地説明会が行われてる
今年は発掘してるんだろうか

東塔跡があれば、西塔跡もある
大仏殿を挟んで反対側に
じつは西塔の辺りは、ワラビの宝庫
ワラビは鹿さん食べないからね
東大寺産ワラビ…
どんな味がするんだろ😃

参道をまっすぐ進むと
手向山八幡宮
左に取ってさらに左の奥のほうに進むと
鐘楼のある高台に出る
鐘楼も梵鐘も国宝なんだけど
ここで、子どもに
これはね、正岡子規が宿で柿を食べながらこの鐘の音を聞いて、一句浮かんだんだけど、東大寺じゃあ柿と合わんなあと法隆寺にした、その鐘だよ、と
芸術至上主義を説くのか、
それとも
この鐘楼はね、以前ゆく年くる年に東大寺の除夜の鐘が出たときにね、撮影準備のスタッフが釘を打って東大寺から大目玉をくらったその建物だよ、と
文化財保護を説くのか、
扱いの分かれるところ😁

東大寺のこの辺りをじっくりお参りするのに、
年に一日だけのおすすめの日がある
それが12月16日
法華堂(三月堂)の不空羂索観音さまの背後に置かれた厨子の扉が開く
執金剛神立像は年一度しか拝めない
開山堂にもお参りできる
良弁さまを拝める
俊乗堂の重源さまにも会える
こんなウハウハな日はこの日だけ
お子さま抜きで、大人旅がいいね

さて
手向山八幡宮は
楼門や拝殿の優雅さといい
境内の落ち着いた雰囲気といい
昔と今をつなぐ感じの神社
百人一首の「まにまに」の歌でも
おなじみ
法華堂に近い境内にある校倉造の宝庫は
正倉院よりわかりやすくて近くで見られるから
小中学生必見だ
もちろん大人もね


あー、また長くなってきた
つづきは、次回