子どもの頃
蒜山は、字も知らずに
ひるせんと呼んでいた
蒜山と大山で
「ひるせんだいせん」
漫才コンビみたいに思ってた
さらに
「さんべさん」と「ひばごん」がいて
もう、わやくちゃ
(三瓶山と比婆山の怪獣ヒバゴンね
山奥でちょっと不気味で愉快
中国山地はそんなイメージだった


高原リゾートの蒜山に対して
大山は登山と祈りの地

山に入る人はまず大山寺に行こう

 それにしても
なんでアイコン写真がこれなんだろう❓
大山寺、よく分からん…

大山寺に参拝したらここも必ず
というか、ここ目的地だよね

大神山神社の奥宮
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Google地図
大神山神社の本宮は
鳥取市内にある
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めっちゃ離れておりますな

大山登山の経験は一度だけ
中学3年生の夏休み
学校行事で
修学旅行の代わりに大山登山だった
宿はもう忘れたけれど
 朝4時前出発
途中ご来光を拝む
頂上付近はガレ場が多く
片側はダイセンキャラボクの群生
片側はガレの崖
ひとり通るのがやっとの細道が
頂上まで数十メートル続いてた
数年後
沢崩れで登山道が危険になったとかで
大山登山の行事は取りやめになった
今は木道が整備されて
安全に山頂まで登ることができる

中国地方最高峰といっても1709m
しかも登山口がすでに標高600m
初心者向きのお気軽ハイキングだから
体力があるうちにもう一回行きたいような
もう行きたくないような…

大山周辺は紅葉の名所で
広島からは
紅葉と乳製品を目的の日帰りバスツアーも多い

うちでは
大山乳業の製品をよく買っている
生協の共同購入でとっているのは
「大山から白の便り」という産地指定牛乳だし
もっぱら大山バターを使っているし
ときどき
白バラミルクシューや
白バラミルクロールを買ったりする

大山乳業は鳥取全域の酪農組合
だから大山エリアだけではないのだけれど
地域でブランド化するという取り組みが
戦後すぐに行われたのは
全国でも先駆けなのではないかと思ったりする
中国地方では
白バラブランドが広く行き渡っていて
子どものころから
白バラといえば美味しいブランドと
刷り込まれてしまってる

生協の案内にあるから
わざわざ取り寄せることはないけれど
安くて美味しい乳製品やスィーツが並んでるよね
見てるだけで楽しい
でも食べたくなるからいかんいかん
大山乳業のレジャー施設が大山のふもとにあるよ


行ったことないから行ってみたいな
でも
奈良からは遠いよねー
仕事がら連休がほとんどないから
むずかしい

どこからでも大山が見える米子に出る前に
日野川をちょっと遡って
日南町に行ってみたい
このあたり
「万福寺」「福成神社」「金持神社」
など
みょうに金満な名前のところが多い
とくに金持神社は
山奥なのにご参拝の絶えない
霊験あらたかな神社という

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リッチこの上ない名前のこれら社寺
「日野川」にカギがありそうなんだ
「ひのかわ」は火の川であり緋の川でもある
このあたりは
むかしタタラ製鉄が盛んだったところ
出雲や伯耆の山間部は
砂鉄の取れる川が多い
製鉄で豊かだった名残が
あちこちに残っていても不思議ではない
鉄鉱石が採れない日本で
タタラ製鉄の果たした役割は大きく
刀剣から農具、鍋釜まで
むかしの生活を支えたのはタタラ製鉄だった
うちにあるこの奇妙なもの
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「かなくそ」という
タタラ製鉄で出てくるカスで
使い道はまったくない
見た目より軽いので文鎮にもならない
道の駅「にちなん日野川の郷」で50円で買った
これ見ると
蒜山に行くのにあのあたりも通ったなと思う
ちなみに道の駅「にちなん〜」は
めちゃトマト推しだった🍅
トマトソフトとかあって
美味しかった

ただこのあたりは
めちゃめちゃ雨が多いところらしく
根雨という地名もあるほど
雲が湧きやすいのかなー❓
出雲は隣なんだけどな



次回は
境港から中海に浮かぶ大根島へ
ベタ踏み坂もあるけれど
思ったほど急じゃなかったお話など
またどうぞお付き合いください