いきなりだけど
「ぼてぼて茶」という言葉を
お聞きになったことは❓
ぼちぼち茶にでもするかーではない
松江の郷土食で
飲むというよりは食べるお茶
ぼてぼて茶
茶の花も入れて煮出した番茶に
塩をつけた独特の茶筅で泡立て
写真にあるような具を放り込んで
箸を使わないで啜って食べるらしい
具は
おこわ、刻んだ高野豆腐、お漬物、煮豆など
お茶というよりもお茶づけ
たたら職人のおやつだったという説もあって
お茶どころ松江にしては
ちょっと庶民的(イロモノ)
それにしても
無農薬のお茶の花(乾燥)って
なかなか手に入らないよね
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松江にはふつうに売ってたりするんだろうか
興味があるなー

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松江の位置を確認しておく
中海と宍道湖のつなぎ目の西
宍道湖に落ちる夕日が見える
風光明媚なまち
宍道湖の夕日スポット
確かブラタモリで
松江と出雲に行ってたと思うワ
アシスタントがまだ桑子アナウンサーだったころ
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松江の中心は南北に分かれてる
北のご城下と南の商業地
松江城は2015年に国宝に指定された

この黒と白の感じ
ちょっと松本城にも似てるかな
松江市民にとても愛されているお城



松江藩といえば松平藩7代目松平不昧公
松江がお茶どころになったのは
このお方のおかげ
そして不昧公に因んで作られた
お茶に合う美味しいお菓子がたくさん
有名なのは紅白の落雁「山川」と
求肥に緑の寒梅粉をまぶした「若草」
阿倍野の近鉄百貨店の全国銘菓売り場に
彩雲堂のお菓子が頻繁に出てる
松江の和菓子では
桂月堂の薄小倉が一番好きかな
お抹茶や濃いお煎茶に合うんだよね

宍道湖七珍(しんじこしっちん)
 というのを子どものときから聞いていたので
古くからあるものだと思っていたら
いま調べたら
けっこう新しくて
定まったのは1950年ごろらしい
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左奥から
ウナギ、コイ(糸造り)、アマサギ
スズキ(奉書焼き)
モロゲエビ、シジミ
シラウオ
 中国山地で育った父は
刷り込み文化圏が山陰だったようで
スズキを好みシラウオに目がなかった
そのくせコイは食べようとしなかった
瀬戸内文化圏の母は
スズキなんぞ買わなかったので
父がスズキを好むことを知ったのは
家を出たあとのこと
家族って複雑なものだね

宍道湖の南には玉造温泉という
日本屈指の古い温泉地がある
玉造って大阪環状線にもあるよね
玉造温泉の「たまつくり」は
勾玉をつくっていたことが由来
勾玉って・・・
かなり古い話だね
やっぱり出雲の歴史は古いなぁ
島根県はめのうの産地
とくに玉湯川の上流あたりでは
青瑪瑙が取れていて
勾玉をたくさんつくっていたらしい
その勾玉、今はオブジェ
すこし前の温泉ブームで
温泉女子が増えた
だから、玉造温泉は、いま
こんなことになってるらしい

え、えと、、、
でも、健全になったなー
子どものころ家族旅行で玉造温泉に泊まったことがあるんだけど
夕方外湯に行ったら
これから劇場にご出勤の
スタイル抜群のおねえさまが
気怠そうにお風呂を使ってた
そのころの玉造温泉には
温泉街特有の歓楽地もあって
夜は隠微な灯りがともってたりしてた
それを思うと、ほんと健全になったよ…
玉造温泉の端に
玉作湯神社という神社がある
これが温泉の守護神
ここからは
勾玉などもたくさん出てるらしい
パワースポットだから
玉造温泉に行ったら是非ともお参りしないとね
しかし、温泉は苦手なんだよねー
足湯ぐらいだったら大丈夫だけど…
玉造温泉は、個人的にはパスかな
え、じゃあ、これまで書いてたのはなんなの

松江から出雲大社に電車で行くなら
一畑電車に乗りたい
一畑電車は古くからの私鉄で
宍道湖の北畔を通る
一畑口の駅でスイッチバックになる
運転士さんが大急ぎで乗り換えるんだって
鉄オタにはたまりませんね
この一畑口
一畑薬師という
中国地方ではちょっと名が知られたお寺に行く道
駅からはバスが出てる
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一畑薬師は山の中だけど
宍道湖はよく見える
目にご利益あり

中国地方にはあまり古刹がないからね
このお薬師さまが
ありがたかったのよ
一畑電車の沿線マップ

 
終点出雲大社駅についたー
駅舎
かわいい駅
中もかわいい
モダンな作りの待合室


さあ、
次回は
出雲大社に行こう
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