飛鳥資料館の秋期特別展
「屋根を彩る草花
ー 飛鳥の軒瓦とその文様」
が
今週末19日で終了になるので
大急ぎでご報告しておきたい
基本写真撮り放題の
ご機嫌な特別展だから
時間があるかたは
ぜひ覗いてみてほしい
飛鳥資料館に出かけたのは
12月初旬の秋晴れの日曜日
オットは仕事だったから
ひとりで橿原神宮前から
かめバスに乗って行ったよ
赤かめには乗客が他に3組
秋の飛鳥は賑わってるなぁ
庭園のイチョウは散っていたけれど
山のイチョウはまだ金色だ
新しくミラーレスを買ったオットに
使い古しのソニーαを譲ってもらった
使い始めなので
まるで勝手がわからないまま
いろいろ撮ってみる
ちょっと横長の写真がデジカメので
すこし縦幅のあるのが
スマホの写真だよ
飛鳥資料館といえば
出土した山田寺の回廊が
保存展示されてる
軒瓦もたくさんあるよ
(瓦はほぼ撮影🈲だけど)
出土した東回廊
横倒しになって埋まってた
赤い色のは後補
山田寺といえば
いまは興福寺にある仏頭が有名だね
(教科書には「興福寺仏頭」となっているけど
もとはといえば興福寺の僧たちが
山田寺から強奪したものだよね)
レプリカがあるよ
白鳳って感じがするね
この角度からだと男前だなー
再現された軒瓦と
色も再現された軒瓦
地は紺色で蓮弁は白く芯は金色
瓦はこんなふうに
彩色されていたということらしい
常設展示の入り口には大きな鴟尾
撮禁マークじゃないよ
触禁マークだよ
大きくてしっかりしてるから
たしかに触ってみたくなるかもね
常設展示の中に
特別展示コーナーがあって
「飛鳥池工房遺跡」の出土品が
たくさん展示されてる
富本銭だー
近年ようやく貨幣と認められて
教科書にも出てるよ
でも
飛鳥池工房で作られてたのは
富本銭だけじゃないんだね
いろんな製品がある
金や銀の加工品もあったよ
飛鳥資料館は
見どころいっぱい
キトラ古墳や高松塚古墳の
レプリカコーナーは
石室に入った気分になれるから
ぜひぜひゆっくり見てね
さて
秋期特別展は地下の展示室
階段を降りよう
受付で渡されたアンケートも
書かなくちゃ
軒丸瓦
蓮弁の形によって
素弁・単弁・複弁
に分けられてる
軒平瓦
この唐草文が
どうやら今回のテーマらしい
いいねぇ唐草文
アラベスクだねー
基本のお勉強をして
いざ❗️
ライトが写って
見にくくてすみません
まずは素弁
軒丸タカラヅカ❓
素弁はシンプルでカッコイイ
彩色されると映えると思う
つぎは単弁
瓦の色もいいねいいねー
単弁は
いちばん蓮華らしい感じがするね
複弁(いちぶ単弁あり)
複弁になるとコスモスみたい…😅
型が細やか
技術力の高さスゴ
彩色はどうなってたんだろうね
軒丸瓦を見ると
マルグリット型を連想する
これね
シトラスのカトルカールを焼くと
とってもおいしいやつ
真ん中のポツポツが
軒丸を連想させるのかも
軒丸瓦型とかあったらいいのになー
で
何を焼く❓
月餅みたいに
餡入りのガトーなんて❓
軒丸ではないけれど
ちょっと変化球の瓦
あえての蓮弁なんだね
次は軒平瓦
…の前に
忍冬唐草文という
その忍冬ってなんぞや
ということで
スイカズラ
軒丸瓦を引き立てるためかもね
こちらは
葡萄唐草文
葡萄唐草文は
瓦よりも
台座などの工芸系でよく見るね
古代瓦って
写真不可のことが多いんだけど
この展示はほぼOK
だからオオヨロコビだったよ
あ、アンケート書かなくちゃ
アンケートを書く台のところに
ハガキ大の紙があるよ
ぬりえだ‼️
全8種類
軒丸の複弁のは残りわずかだ
人気なんだねー
もちろん8種類もらったよ
さっそく塗ってみた
楽しい
とっても楽しい秋期特別展だけど
入館料は350円
常設展示のお値段で入れてしまう
図録もあるよ(1400円)
かめさんびきは
もう一回行くつもりで
図録買わなかったので
ちょっと残念なんだよね
明日か明後日か
また行こうかな…
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