以前
上野城へ行ったとき
曇り→小雨という
かなり残念な天候だったから
近々リベンジしたいと思っていた
それから3年近く
そんなに遠かった❓
伊賀上野
ここからは1時間半ほど
名張を経由するか
針に出て名阪国道を使うか
どっちにしろ
平行四辺形の
どの辺を取るのか程度のちがい
日曜日
名張の美旗にひまわり畑があって
うまくすれば電車とのコラボが撮れる
…らしい
行ってみようと
ひまわりを目的に朝早く出かけてみた
結論から言うと
ひまわりはビミョウだった
いちおう「ひのとり」を撮影
線路が南西から北東向きで
その北側にひまわり畑があるからね
ひまわりがぜんぶよそを向いちゃう
そもそもひまわりがワイルドすぎて
雑草の中に密植されてる状態
前方後円墳が点在する
古来豊な土地だったんだろう
ひまわり畑近くの
美波多神社は
天照を筆頭に十六柱も祀られてた
田園にありがちな
片っ端から祀ってしまいましただけど
敷地が広く
気持ちのいい神社だったよ
今日も暑くなりそうだなぁ
まだ8時半だし
伊賀上野へ行こう
国道368号は
半ばバイパスになっている道路
緑がとっても多いんだ
ビューンとご機嫌
あっという間に上野に到着
上野城公園の駐車場は全日600円
まだ9時を過ぎたばかりで
駐車場も空いてるから
木陰になってるところに止められた
ラッキー
駐車場から坂を上がっていく途中に
芭蕉翁記念館というのがある
入館料300円
イオンと提携してるらしく
イオンカードを見せると
缶バッジがもらえる
(渋い芭蕉翁や伊賀市のキャラクターなど数種類から選べる)
そういえば
松尾芭蕉は伊賀の人だった
生家も上野城の近くにあるね
忍者だったかどうかは定かではないけれど
下働きの厨房人ふぜいが
主君の子息とともに
京都で俳諧の指導を受けるかなぁ❓
そもそも厨房というところが
忍び(スパイ)の基本
そのお屋敷の正確な人数はもちろん
主君の好みはどういうものなのか
月に何度ぐらい客を招いて宴会を開くのか
客層はどんな身分なのか
洗い物でもすれば井戸の位置だって
どうかすると奥座敷の場所だって
詮索するまでもなく
わかってしまう
忍者というと
手裏剣投げたり水遁したり煙玉投げたり
そんなイメージかもしれないけれど
(忍者屋敷のショー)
時代が江戸に下ると
「御庭番」みたいに
戦闘タイプではない忍者のほうが
きっと多かったんだよね
基本の厨房見習いをしつつ
芭蕉は俳諧に才能を現したから
俳諧を仕込むことにされた
ってのが
…完全な想像だけど
大きく的は外してないと思うよ
建物前の睡蓮が咲く池には
赤とんぼが数匹
もと料理人だった芭蕉にちなんで
季節展示は
「俳句と食」がテーマ
芭蕉翁の真筆が掛けられてたけれど
迷いのない繊細な字で
読みやすく
墨の継ぎも少なくて
日ごろから字をたくさん書くひと
だったんじゃないかなーと
思った
年譜を見てると
そこそこ名を挙げてからは
けっこう頻繁(数年おき)に伊賀に帰ってる
片道半月以上かかる
家督を兄が継いでる父母の死後の家で
歓迎されるかなぁ
伊賀に何かあるの❓
都会暮らしは性に合わなかった❓
清滝の水汲よせてところてん
芭蕉
芭蕉の旅姿(蓑笠)を模して設計された
「俳聖殿」
昭和17年の名建築
国指定重要文化財になってる
えーと
芭蕉さんというか
。。。スナフキン…❓
こんな風情ある門もあった
さあ、
寄り道はこれぐらいにして
坂を上がって…
天守閣が見えてきた
これは昭和再建の模擬天守
もとの城は築城中に倒壊し
江戸を通じて造られないままだったらしい
この階段を降りると天守前広場
なんだけど
ちょっと左へ折れて
城代家老屋敷跡へ
(裏門側)
天守がない代わりに
城代家老屋敷が
お城の役目を果たしてた
いまはただの草原になってるけれど
ところどころ目印の区画が
地面に施されてる
屋敷の貫禄を感じさせるのは
表門の跡など
屋敷跡の内側から外を見ると…
この柱のところに
表門が建っていた
逆に外から内を見たところ
門を入ってさらに石段が続く感じ
表門までの道は少し下り
つまり少しだけ降って上る感じかな
お城はというと
漆喰も麗しい三層の造り
昭和10年に竣工したらしい
なかなかの名建築で
お城らしい感じがある
(中は前回入ったので今回はパス)
天守前広場は
どこもそうだよね
桜の名所だね
たくさん桜の木があったよ
春にはきれいだろうね
それにしても
桜の名称「ぼたん」って…
大輪で八重のみごとな花なんだろうけど
ツヤツヤキラキラのちびトカゲが遊んでた
たくさんいたよ
さて
上野城に来た目的は
こわ。。。
高石垣を見たかったから
上から見下ろすと
臍の下あたりがズーンと来るね
(柵はないよ
だから気をつけて)
石垣の高さは大阪城(二ヶ所)に次いで
日本で3番目に高いらしい
ただそれは地面からの高さらしいから
堀の水は浅そうだし
喫水面からは
一番高いんじゃないかな
高石垣を見たかったから
上から見下ろすと
臍の下あたりがズーンと来るね
(柵はないよ
だから気をつけて)
石垣の高さは大阪城(二ヶ所)に次いで
日本で3番目に高いらしい
ただそれは地面からの高さらしいから
堀の水は浅そうだし
喫水面からは
一番高いんじゃないかな
前回来たとき
ノリで来たから全く不勉強で
「とにかく石垣がすごかった」という
印象しかない
それでも
石垣を見て仰天して
下から見上げられるスポットを探して
雨が降りそうな中を
ぐるっと大回りしたんだったっけ
ということで
やっぱり下から見上げちゃおう
緑が濃いね
この石の堅牢さ
ヨーロッパの古城には負けない
そして
堀の水はけっこうきれいで
魚がたくさん見える
底もわかる
絵図を見ると
(さっきの文化産業協会のサイトから拝借)
上野高校や小学校は
練兵場の広場だね
そして国道25(422)が外堀だ
なるほど〜
おお、もう11時半
2時間以上城攻めしてたね
暑さが本格的になってきたから
退却しよう
お腹がすいたし
ちょっと農産販売所に寄って行こうか
上野城のちょこっと北東にある
「とれたて市ひぞっこ」というJAの施設
とうぜん新鮮なお野菜を期待😍
お弁当もあるらしい
花オクラ10本も入って100円❗️
アスパラひと束120円⁉️
でっちようかん美味しそう
甘酒の堅練り400グラム
大内山牛乳(瓶)高くないね
お弁当は…❓
「とうもろこし飯」ってのが
たくさんあるんだけど
奈良では見ないよ
ご当地飯の類かな
伊賀米おにぎりmixって
ばくだんおにぎり❓
いが豚のヒレカツ一本690円は安いでしょ
・・・
と
あれこれ購入
クルマで食べることにした
おにぎりの具は
ポップをちらっと見たんだけど
ウインナーとか書いてあったな
どれどれ?
一口目
まず五色のふりかけのような
梅味のふりかけが出てきて
つぎにウインナーの端らしきものが
ああ、刻んで入ってるのね…❓
と思ったら丸ごと一本だったよ
しかもすぐ横にシュウマイが
これまた丸々入ってる
斬新な具材だなー
お弁当のおかずを中に入れちゃった感じ
ワンハンド弁当だね😜
とうもろこし飯は…
とうもろこしメインに
豚肉なども炊き込んだ
炊き込みご飯だったよ
ごっつぁんです‼️
農村は自由なのでした
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