中秋の名月はこの土曜日
今年はずいぶん早い
ススキ、間に合うかなぁ…
それにしても
残暑はまだまだ厳しいけれど
空が秋になってきたよね
青が天に高く抜けてる
ジメっムシっが減って
過ごしやすくなってきた
そろそろ屋外にお出かけも
ありかな❓
今日は台風の風が強くて
空が楽しい
なにかシンボリックな建物が見たいな
そうだ…❗️
切り取ってみたりなんかして
あの麓に纏向遺跡があるよ
やっぱり近いよね
唐古・鍵遺跡は広い
公園になっている外側にも
ずっと広がってる
何重もの環濠に囲まれて
数百年続いた弥生時代の集落跡だ
それは50畳もの広さのある
大きな建物跡
その大型建物周辺にも
この広場全体にも
建物(住居)があったらしい
大型建物は2箇所にあった
ひとつは楼閣前に柱を復元
もうひとつは国道24号の西から出土
出てきた柱を保存処理して
公園入り口の
遺構展示情報館で展示されてる
遺構展示情報館には
建物柱穴が剥取り復元されてるよ

発掘道具

帽子は欠かせない
発掘品のレプリカがある

褐鉄鉱からヒスイが出土…
見てみたいなぁ
ミュージアムに行けば
見られるらしい
Let's go❗️
唐古・鍵考古学ミュージアムは唐古・鍵史跡公園から1.5km南東田原本青垣生涯学習センターの2階にある歩くと20分以上かかるし(最寄駅からも史跡公園からも)
途中にはなーんもないし
つくづく
田舎はクルマがないと
なんにもできない
だけど高齢化はまだまだ進むから
クルマはますます危険になる
電動車椅子や電動自転車や
電動キックスケーター専用の車線を
整備して
スピード出せないけれど安全みたいな
そういう田舎になると
魅力が増すと思うんだけど…
田原本青垣生涯学習センターの駐車場には
トチの実がなってた

このゴツゴツした皮の中に
ツヤツヤの黒い種がある
おいしいよね栃餅
アク抜きは欠かせないけど
ミュージアムはひとり200円
安い
しかも写真撮影OK
うれしい

復元楼閣のもとになった土器片
くるんくるんのかわいい飾りは
水や風のメタファ
トリもいる

褐鉄鉱容器とヒスイ
きれいな色だなぁ

褐鉄鉱容器には
土器の蓋がついていたらしい
ボランティアさんに教えて頂いたんだけど
褐鉄鉱の内容物(泥)は
「禹余糧」という仙薬で
それを知ったうえで
ヒスイの容器にしたのでは…と
目されている
つまり
中国大陸の神仙思想を
よく知っている人間がいたということ
弥生人なんだけどね
褐鉄鉱は春日産らしいよ
https://www.manyo.jp/ancient/report/pdf/report3_13_shinsenshisou.pdf

土器の蓋がついていたらしい
ボランティアさんに教えて頂いたんだけど
褐鉄鉱の内容物(泥)は
「禹余糧」という仙薬で
それを知ったうえで
ヒスイの容器にしたのでは…と
目されている
つまり
中国大陸の神仙思想を
よく知っている人間がいたということ
弥生人なんだけどね
褐鉄鉱は春日産らしいよ
https://www.manyo.jp/ancient/report/pdf/report3_13_shinsenshisou.pdf

唐古池のそばで発掘された人骨から復元
身長160cmほどの成人男性
大陸系らしい

ニワトリのアタマ土器片
時を告げるニワトリは
貴重だったらしい
縄文時代には
日本にいなかったそうなので
弥生人が持ち込んだ外来種だね

水差しかな
渦巻きみたいな迷路みたいな模様が
彫られてる
こんなふうに
彫紋土器がとにかく多いのが
唐古・鍵遺跡の特徴らしい

備前から運ばれてきたという
大きな甕や
(備前といえば渡来人のコロニーだね)
青銅器みたいな木器もあったよ
青銅器を真似て作られたらしいんだけど
青銅器はない
作ったひと、どこで見た?
ミニチュアの土器もたくさん
祭祀用らしいけれど
ままごと遊びという説もあるとか
ドールハウスの備品みたいで
かわいかった

もうひとつヒスイ
色がめちゃきれい

打製石器のナイフ
精巧なヒノキの鞘つき

可愛らしいヒト型の土器もあった
土偶みたいだ
まじないに使ったとか?
これ、スマホ向けると顔認識する笑
第一展示室のムラのジオラマには
水田が描かれているけれど
じつは水田跡は出土していないらしい
建物や道具や土器片から
ほぼ1000人規模のムラだったことが
わかるから
だったらこのぐらいの水田は
必要なんじゃない?みたいな
計算上の田圃
唐古・鍵遺跡の周辺は
湿地なのに水利は悪いという
耕作には最悪の土地柄だったらしいので
ここに最大1000人規模のムラが
400年もあったのは
なにか特別な理由がありそうなんだけど
まだまだまだナゾ
唐古・鍵遺跡の特徴は
彫紋土器の多さと幾重にも巡らされた環濠
大和盆地の中央に
弥生中期〜後期
謎のムラがあったとさ
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