今年は梅雨入りが早かった
台風の影響で前線ができて
この季節だから
梅雨前線になって北上してしまった
6月に入るころには
すっかり雨続き
本格的な梅雨空が毎日毎日…

6月3日土曜日に
亀型石造物に行ってみたら
なんと水が溜まって排水中で見学できず
上のほうからちらっとみたら
完全に泥水プールになってたよ
ほんと窪地なんだなぁ
(人工的な感じの窪地)
というわけで
写真撮る気まんまんだったんだけど
残念だった
結局
亀型石造物には縁がないらしい😢

酒船石から
山のほう(柿畑があるほう)に行けば
県道に出て岡寺が近い
いま、ちょうど
「紫陽花回廊」の季節だね
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天竺牡丹の花手水もいいよ
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岡寺は義淵僧正創建の寺で
時代としては
飛鳥時代ではなく奈良時代という感じ
だから「てくてくマップ」も番外編扱い
実際
ルートに組み込むには
ちょっと無理があるかも
ま、写真を見てほしかっただけだね


酒船石から板蓋宮跡に向かおう
ここは飛鳥浄御原宮跡でもある
飛鳥時代にほぼ中心だったあたりで
歴代天皇が
ちょこっとずつ場所を変えて
住まいと政務の場を構えたところだよ
あ、その前に
おやつ〜
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溶けないアイス「くずバー」
焼き餅がおいしい今西誠進堂さんで購入
冷たくてもっちりして
すごく美味しい
背景は真神が原と甘樫丘
真神原は
飛鳥宮が営まれていたところ
くずバーは
写真のラムネ味のほか
フルーツ味とかベリー味とか
数種類あるよ

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伝板蓋宮跡
いまは田んぼに囲まれて
ただただ広いだけだけれど
飛鳥時代には
建物がたくさんあったんだよね
乙巳の変は
この辺りの建物で起きた
ずーっと右手にある首塚まで
入鹿の首は飛んでいったという
向かいの甘樫丘にある邸宅まで
あとわずかだね
(よく飛んだなぁ…)
左奥に見えるのは休憩施設
ここからはすこし歩くけれど
飲み物の自販機もあるから
お弁当タイムに最適
きれいなトイレもあるよ
伝板蓋宮跡は
明日香村の中心地に近くて
ランチができるお店がいくつかある
この辺りでお昼ごはんを食べておこう
明日香村は食事ができる店が少ない
ノープランだと
お昼を食べ損う可能性があるから
非常食を用意しておいたほうが安心だね

さて
てくてくマップのメインはこの辺りまで
あとは
橘寺の境内にある二面石や川原寺跡(弘福寺)
路傍の亀石などを紹介しつつ
吉野線の岡寺駅に向かって
まっすぐ県道を行く
歩くんだったら
距離的に
まぁそんなもんだよね

飛鳥時代的には
橘寺(聖徳太子誕生伝承地)
川原寺跡(日本最初の官寺)などを眺めたら
大通り沿いにすこし上って
石舞台古墳まで歩くことをおすすめしたい
バス通りを通っても
無電柱化の進んだメインストリートを通っても
距離はさして変わらないけれど
とにかく
石舞台古墳に近い集落あたり(島庄)には
嶋の大臣と呼ばれた馬子の時代の宮跡があった
飛鳥川に沿ったあたり
いまは畑が広がっているけれど
水利がいいもんね
そんなところも通りつつ
石舞台古墳を目指そう
史跡石舞台古墳に入場すれば
石室の中にも入れる
馬子の墓と見られている
整備されてる土壇が方形なのが
いかにも蘇我氏の墓らしいよね

石舞台が見える高台のベンチに座ると
石舞台は飛鳥川の奥地だ
日本の中心が
奥まって安全なところから
少しずつ開けたところに
移っていったようすが
よくわかるよ
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…って、わからんな
写真が悪いよね
ごめんなさい

地図のほうがいいかな
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石舞台あたりから
少しずつ北西の平地へと都は移った
ここでは
藤原京へ移るまでを
飛鳥時代と思うことにするよ
律令制と宮城が整った藤原京からは
奈良時代ということにする
まぁ、藤原京時代は過渡期ぽい面もあるけどね
石舞台古墳は
歩いてきた飛鳥時代を振り返るのに
ぴったりなところ
しばらく時間を忘れて
感慨にふける…

あっ、帰らないと‼️

石舞台古墳に近い村営駐車場に
石舞台のバス停があるよ
そこから奈良交通のバス(赤かめ)に乗れば
橿原神宮前駅まで
車内から飛鳥を眺めながら
のんびり戻ることができる
ただ
運行時刻には要注意
土日祝日には30分刻みになる季節もあるけど
基本的に1時間一本
最終便も早いよ
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土産物ほしいひとは飛鳥駅をゴールにしてね
駅前に「飛鳥びとの館」という
観光案内所兼土産物店があるよ
古代米とか古代米せんべいとかあるよ
ただ
何度も言うけれど
吉野線の飛鳥駅よりも
橿原神宮前駅のほうが便利
土産物は駅ナカに若干あるから
どうしても何かほしいひとは
駅ナカの店を覗いてみてね
あすか土産は期待できないけど…